【ふれあい貸し会議室のインターネット環境 その8】せっかく申し込むなら早い回線を!光回線申込時および開通時の注意事項

2022年12月7日



光回線を申し込むのでしたら、やはり皆さん、安定して早い回線を望まれると思います。

残念なことに、販売代理店・Softbank光・NTTは、相手の反応を見て、説明をいつの間にか省いたりしていることがあります。

今回のテーマは、せっかく光回線を申し込むのだから、早い回線を引いてもらおう です。

いつの間にか残念な回線を使わされることにもならないためにも、以下ご注意ください!


1.いつの間にかVDSL回線に。。。(申込時)

Softbank光等を販売代理店で申し込む際、まず必ず住所と建物名を聞かれます。当たり前ですが・・・

その後、スタッフの方が色々と調べ始め、

「おめでとうございます。お客様の建物でしたら、お得なマンションタイプご利用いただけます!」

と言われることが多くあります。


そこで「やった!」と思ったあなた、ちょっと待ってください。

もしかしたら遅い回線になっているかもしれません!


マンションタイプは確かに安いしお得です。ただ、「やった!」と思う前に、一つオペレーターの方に質問してください。

「VDSLではないですよね?」

と。


VDSL方式は、マンションのアナログ電話回線を使って配線する関係上、上下100Mbpsしか出ません。

我々のような貸し会議室業者からしてみると、最悪です。

しかし、オペレーターにも寄るのですが、その事実を伝えないことが多いです。特にあまりネット回線等に詳しくない客には、「どうせ分かってないだろう」と思うのか、VDSLの説明もせずにVDSLで契約していることが多々あります。


では、VDSLと言われた場合、どうすればいいか。


すかさず

「ファミリータイプで構わないので光回線を直接引いてください」
と言ってみてください。

マンションに寄りますが、大抵ファミリータイプで対応してくれることが多いです。

VDSLにならないように気を付けてくださいね。

(ファミリータイプの方が、月1,000円ぐらい高いので、上下100Mbps以下で構わない方は、そのままマンションタイプ+VDSLでもいいかもしれません。ご利用の用途をふまえて判断されればいいと思います)


2.ファミリータイプで3階以上の部屋はお受けできません (申込時)

上記1.とも関係するのですが、ファミリータイプは、直接配線をする形式ですので、販売代理店によっては、3階以上の部屋は申込を受けてくれないケースがあるようです。


ただ、販売代理店はマニュアル対応しているだけで、実際はほとんどのケースでファミリータイプで開通できると思います。


では、販売代理店にどう言うか。

「確かに3階以上ですが、NTTさんが対応してくれる可能性もあると思うで、ひとまず申込は受けてもらえますか」

それだけで受けてくれます。我々の直営物件でも、20件ぐらいは上記のような言われ方をしたのですが、結局全てファミリータイプで開通できています。お試しあれ。


3.ここは光回線開通できないです (開通工事時)

意外と多いのが、実際に開通日を迎え、工事担当者が来られて、「ここは工事できないです」と言われるパターンです。


結論から申し上げると、しっかりと知識を持っていれば、大抵の場合は工事してくれます。


ふれあい貸し会議室でも、直営物件約50件、運営代行物件約100件程度の光回線工事の立ち合いをしてきました。

その中で「開通できないです」と言われたのが15件ぐらいで、そのうち開通を諦めたケースは2件のみです。


工事ができない理由は、実に多岐に渡ります。


その技術的な点については、別のサイトに任せるとして、この記事では「開通できないです」と言われた場合に、どう対処するか、をお伝えします。


以下を覚えて念仏のように唱えてください。笑

「MDFへの引き込みの問題ですか?MDF/IDF間ですか?IDFから室内ですか?どこの問題ですか」


MDF/IDF等の技術的な言葉の意味はネットで調べてみてください。


それよりも重要なのは「工事担当者に、客(皆さま)が詳しいことを伝える」ことです。


工事担当者様も、1日に5~10件程度の現場を回ることが多く、本音としては、「さっさと次の現場に行きたい」なんだと思います。


古いビル、排管を通すのが大変そうなビルは、早くお客様に諦めてもらって、次の現場に行こうとするケースがあるようなのです。


あまり詳しくない、弊社の新任スタッフが現場に立ち会っていて「工事できないと言われました」と言って電話してきた際、弊社では必ず詳しいスタッフが工事担当者と電話で直接会話し、上記のような質問を投げかけ、なぜ工事ができないか聞いてみます。

すると、大抵の場合は「もう少し頑張ってみます」と言ってくださり、結局開通できるケースがほとんどです。


工事担当者様任せにするのではなく、光回線工事がどのように行われるのか、少し調べてみると、高速な回線の工事をしっかりとやってくれる可能性が高まると思います!





いかがでしたでしょうか。

ふれあい貸し会議室の直営物件は、必ずVDSLではなく、ピュアな(?)光回線を使ってWiFi環境をご提供しております。

【ふれあい貸し会議室のインターネット環境】インターネット環境へのこだわりでもお伝えした通り、代表を始め相当なこだわりを持っていますので(笑)、WiFi・ネット環境は他の貸し会議室業者様に負けない気がしています。

どうぞご安心してご利用くださいませ。

今後ともふれあい貸し会議室をよろしくお願い致します。

【ふれあい貸し会議室のインターネット環境 その7】WiFiの同時接続数は重要!

「WiFiルーターは、どれを選べばいいですか?」 同業者から時々そのような問い合わせを受けることがあ […]

2022/11/30

【ふれあい貸し会議室のインターネット環境 その6】WiFi機器の設置場所・設置単位

「うちの会議室のWiFi環境見直しお願い!」 同業者からそのような依頼を最近よく受けるようになりまし […]

2022/08/31

【ふれあい貸し会議室のインターネット環境 その5補足編】Softbank光にて、申込時にBBユニット「E-WMTA2.4」が届くようにする方法

以前こちらにて、Softbank光のBBユニットのバージョンについて記載しました。 思いのほか、多く […]

2022/08/24

【ふれあい貸し会議室のインターネット環境 その5】インターネット環境で我々が実施している対策(IPoE対応するための対応)

前回、インターネットの速度を安定させるために、IPoEという接続方式についてご説明しました。 「IP […]

2022/07/13

【ふれあい貸し会議室のインターネット環境 その4】インターネット環境で我々が実施している対策(IPoEの仕組み)

「最大速度だけで満足していいんですか!?」 あまり知られていないですが、インターネットのスピードは、 […]

2022/07/06