近年、貸し会議室をはじめとするレンタルスペースが増え、便利に利用できるようになってきました。
レンタルスペースは、仕事の打合せに限らず、仲間内でのイベントなど、さまざまな目的に利用されています。
しかし、レンタルスペースは、他の利用者との共有スペースという特性上、注意が必要です。ここでは、レンタルスペースを利用する上で守りたいマナーについて紹介します。
1. 簡易清掃をする
利用が終わったら、その場をキレイに保つことは基本中の基本です。
ごみは持ち帰りがルールになっているスペースも多いです。その場合は、ごみは残さないように気をつけましょう。
床やテーブルにこぼしてしまった飲み物や食べかすなども、ウェットティッシュなどで拭き取ります。
資料やケーブル類などの忘れ物にも気をつけたいですね。
次の利用者が気持ちよく使えるよう、セルフクリーニングを心がけましょう。
2. 机や椅子のレイアウトをもとに戻す
会議やイベントの際に変更した机や椅子、そのほかの備品も含めて、レイアウトは元に戻してから退出しましょう。
次の利用者がスムーズに使えるように、利用前の状態に戻す心遣いが重要です。
特に大きな会議室やセミナールームでは、配置を変更したままだと次回の利用者が不便を感じることもあります。
3. 騒音に気をつける
レンタルスペースでも、周囲の環境や他の利用者への配慮が重要です。
会話や音楽、電話のボリュームなどに注意を払い、近隣の部屋や、他の利用者に迷惑をかけないようにしましょう。
レンタルスペースによって、遮音性や防音性は異なります。利用するレンタルスペースの案内をよく確認してから利用することも大切です。
4. 匂いを残さない
飲食物を持ち込む場合や、アロマ・ネイルの施術を行う場合など、香りの強いものには特に注意が必要です。
次の利用者の迷惑にならないよう、予約時間に十分余裕を持って換気を行うなど、できるだけ無臭に近い状態で退出できるようにしましょう。
飲み物や食べ物の残りも持ち帰り、スペース内を清潔な状態に保つことが重要です。
5. 照明を消灯する
利用が終わったら、照明や使った機器は電気を消しましょう。
節電だけでなく、次の利用者のスムーズな利用にとっても重要です。
無駄な電力の使用を避け、エコフレンドリーなスペース利用を心がけたいですね。
こうしたマナーを守ることで、レンタルスペースをより快適に利用できます。
次に続く利用者への心配りを忘れず、気持ちよいスペースを維持することが、円滑なレンタルスペースの利用と気持ちのいいスペース環境につながります。より多くの利用者がマナーに気を付けることで、同じだけ多くの利用者が、レンタルスペースで素敵な時間を過ごせることを期待したいですね。