会社は毎日出社だし、Slackをうまく活用できていない気がする…
そんなお悩みを抱えている方(も、そうでない方も)に向けて、
オフラインでも便利なSlackの活用法を5つ紹介します。
紹介する順番は、重要だと考えるものが上になるように並べています。
目次
分報チャンネル
「Slack 活用法」などと調べてみると、大体どこにも書いてあるものだと思いますが、いわゆる#tw-yamada
や#times-sato
といったものです。
紹介する必要もないレベルだと思いますが、これがあるからSlackやめられない となっているエンジニアは多いような気がします。雑多なことを書きすぎると時間をとられてしまうというデメリットはありますが、
分報チャンネルを利用することで、自然とオープンな会話が発生するようになります。
チームメンバーがいまなにで困っているか、メンタルは良さそうか などそういったことも見えてくるようになるため、メンバーの状態を知るためにも意外と役に立ったりします。
リアクションによるタスク管理
Slackの検索窓は活用していますか?
from: @username でその人のメッセージを確認
in: #project-channel でそのチャンネル内のメッセージを確認
has: :emoji: で :emoji:のリアクションがついているメッセージを確認
などの検索オプションがありますが、そのうちよく使うものがこちらです。
hasmy: :todo:
ご存知でしたでしょうか?上記で検索することで、
自分が:todo:とリアクションしたメッセージのみを確認することができるようになるのです。
ここまでくれば見出しの意味が分かったと思いますが、メッセージに対してリアクションを押すだけでタスク管理ができるようになるのです。大きなタスクの管理は厳しいですが、細かいタスクなどはこれで十分です。
- タスクが書かれたメッセージに対して、:todo: リアクションをする
- hasmy: :todo: で検索して、自分が持っているタスクを確認する
- タスクを完了したら、:todo:リアクションを外す
- (代わりに:done:リアクションをする)
リマインダー
Slackではメッセージを後でリマインドする機能があります。
この機能は使ったことがある人も多いのではないでしょうか。
そんなリマインダーの機能ですが、「毎週月曜日の9:00」など繰り返しの機能があることはご存知でしょうか?
メッセージ欄に以下のように入力して、通常のメッセージのように送信してみてください。/remind me "定例が始まるよー。" on every Monday at 9:00
すると、毎週月曜日の9:00に定例の開始時間になったら教えてくれるリマインダーの出来上がりです。
ちょっと文法が変でも、割と認識してくれる気がします。
なお、作成済みのリマインダーに関しては以下で確認ができます。/remind list
外部APIとの連携
外部APIとの連携ツールとして、よく知られているものでいうと、IFTTTやZapierなどがあげられます。
具体的な活用方法としては
「自社に関する〇〇という単語がTwitterでつぶやかれたら、#twitter というチャンネルで通知する」
といったことができたりします。他にも、複雑なタスクも自動化できたりするので導入することで
業務の効率化が期待できそうです。
時間指定送信
メッセージを特定の時間帯に送りたい場合にはこの機能が使えます。メッセージの送信ボタン付近にあるので探してみてください。
ただ、Slackはアカウントのアクティブ状態の管理等がしっかりしており、相手に通知がいかないようになっていたりしますので、「もう夜で相手は寝てるだろうから…」といったようなことはあんまり気にしなくてよさそうだとは思います。 Slack最高ですね。
小ネタ
絵文字をキーボードから入力する
絵文字のエイリアスを「:」で挟んであげることで絵文字を入力することができます。
例えば、:+1:とすることで、👍が入力できます。
※絵文字のエイリアスを追加したいときは管理者ページからできます。
直前のメッセージにリアクションをつけたい
:emoji:とすることで絵文字が入力できることはわかりました。
さらに、+:emoji:
と入力してメッセージを送信することで、直前のメッセージに対して該当のリアクションをつけることができるようになります。
@me
自分をメンションしたいときはありませんか?
その場合は@me
と入力することで、自分のユーザーネームに置換してくれます。
おわりに
いかがでしたか。特に「リアクションによるタスク管理」は意外と知らない方も多かったのではないかと思います。Slackは使えば使うほど馴染むと思いますので、ぜひ活用してみてください。
※Slackからの案件ではありません。ただ筆者がSlackが好きなだけです。