秋葉原の貸し会議室のオープン後、早速お客様から見学したいとのことでしたので、見学の最後に対面でご挨拶させていただきました。
その際の第一声が「なんでこんな安いんですか??」でした。(その後会話している中で3回ぐらい同じことを聞かれました。。。苦笑)
おそらく、疑わざるを得ないぐらい安いから理由を聞きたい、というのが本心だったのではないかと思います。
(後で聞いたら、ふれあい貸し会議室の料金が、他の貸し会議室の約3分の1で、上司の方に「そんなわけない!理由を確かめろ!」と指示受けたそうです 笑)
その答えについては、先日から以下で記載の通り、様々な理由があります。
無人運営の「仕組み」作り
ふれあい貸し会議室が好立地の場所でオープンできる理由
お客様とのコミュニケーション方法
現地作業スタッフの心意気と生産性向上
会議室の初期設営を自社でほぼ全て実施
対面で会話する際は、上記を長々と説明するわけにはいかないので、
「無人運営」で「すべてシステム化されているから」です
とお答えしております。こちらでも書いている内容ですね。
しかし先日のお客様はしぶとく(笑)、その説明では納得いただけませんでした。上司向けのもっとうまい説明が欲しかったようです。
そこで
「駅員さんが切符を切るのと、自動改札機を使うのとの違いです!」
とお答えしたところ、すんなりご納得いただけました。
今となっては当たり前となった自動改札機ですが、ご存知の通り30年ぐらい前までは、皆さん券売機で切符を買い、駅員さんが立っていて、切符を切ってもらっていました。
利用者側は、切符を買うために販売機に並ぶ手間(昔は長蛇の列ができていましたね)、切符を駅員さんに切ってもらう手間、その切符を落とさず持ち歩く手間、行き先が変わったときなどは精算する手間 など、大変でした。
また、鉄道会社側も、切符を切る駅員さんを大勢配置しないといけない(=コスト増)、切符そのものを発行しなければいけない、精算手続きも全て人手でやらないといけない、等、様々な手間がかかっていました。
上記手間を、自動改札機が一発で解決したのは、皆様ご存知のことかと思います。
貸し会議室も同じです。
駅員さんと同様に、以前は現地に人を配置し、電話で予約を受け付け、現地でお客様からその都度要望を受けたりしながら対応しておりました。
お客様も、予約時に空き状況をまず電話で確認し、空いていることが分かったら予約連絡をし、入金対応をし、入金が終わったら本当に予約されているかを連絡し、変更の連絡やキャンセルの連絡も電話で都度実施し、会議室の場所や入室方法等についても、電話で言われることをメモとったりしながら対応しておりました。
それが、我々の会議室では、インターネットで空き状況をリアルタイムに確認でき、その場ですぐ決済および予約することもでき、利用手順等もすぐにメールで届きます。
キャンセルも数クリックでできます。現地の利用方法等もすべて詳細の記載がありますので、現地でバタバタすることもありません。
自動改札機と同じですね。
ITシステムのおかげで、大幅に利便性を向上できていると同時に、コストを大幅に下げられています。
従って安くできるのです。
旧来型の貸し会議室にも、もちろん良いところはあります。現地にスタッフがいたり、電話で丁寧に応対してくれたり、分からないことは何でも教えてくれたりするかもしれません。
これに慣れると、別の予約の仕方に変更するのは面倒であることもよく分かる気がします。
しかし、そういう貸し会議室は、我々のようなところよりも3倍ぐらい高いし、予約するためにも、相当な手間と時間を割いている、ということはご認識いただいた方がよいのかと思います。
今後も、できるだけお手頃な料金で皆さまに喜んでもらえるよう、頑張ろうと思います。
今後ともふれあい貸し会議室をよろしくお願い致します!
【ふれあい貸し会議室は、なぜ安い!?その8】ひと言で安い理由を言うと!?
2022年9月21日